HMAを使った押し目買い&戻り売り手法

こんにちは~、EA職人ローマです。

今回はHMAというインジケーターを使った裁量トレード手法を解説します。

このHMAは、Hull Moving Averageのそれぞれの頭文字をとったもので、Alan Hullによって考案された移動平均線の一種です。これまでの移動平均線と比べ敏感に反応する特徴をもっています。

まずは下記からダウンロードしてください↓

HMA

さっそくチャート上にHMAを3本ほど表示させます。
短期線、中期線、長期線です。

それぞれHMAのperiodを20、80,320と設定します。
Methodはデフォルトの3のままで大丈夫です。

あとは色の設定を自分で分かりやすい色に変更します。

デフォルトでは上昇と下降で色を分ける設定になっていますが、分かりやすくするために上昇下降ともに同じ色に統一します。ここでは短期戦を赤色、中期線を青色、長期戦を黄色と変更しました。

こんな感じ↓

なかなか綺麗なトレンドが最近なかったので過去にさかのぼりました。
今回の画像は下降トレンドですが上昇トレンドでも考え方は同じです。

基本的にはダウ理論が成立しているときに使います。
この場合だと高値&安値切り下がりですね!

長期線、中期線ともに右肩下がりで完全な下降トレンドを形成しています。
このときレートが中期線である青色を上抜けし
短期線である赤色線も中期線である青色線を上抜けています。

しかし、この時点ではダウ理論は成立中です。
その後、比較的大きな陰線が付き短期線も再度下向きました。

この時が戻り売りのエントリーポイントです。

今回のエントリー前にも短期線が中期線を上抜けていますが、ここでは長期線がまだ上向きですのでエントリーポイントではありませんので注意してください!

エントリーあとにも再度同じように短期線と中期線が上抜けています。ここでもダウ理論が成立中であり長期線と中期線とが下向いていますので2回目のエントリーポイントです。

このように何回でも条件が揃っていればエントリーできます。
このときロットを積み上げることでリスクを減らすことができます。

ピラミッドともいいますが、最初のエントリーロットよりも2回目、3回目とエントリーするときにはロットを徐々に少なくしていく方法です。エントリー回数が多くなるほどリスクが高くなるので、その分ロットを小さくしてリスクを軽減していきます。

このようにして押し目と戻りを狙えば、かなりの利益を上げることができます。
最終的な利確ポイントは、ダウ理論が成立しなくなった時です。

その場合は、ショートであれば陽線が3本続いたら利確する。またはトレンドラインを上抜けた時などがオススメです。

またHMAの中期線を上向きした時などもいいのですが、それだと利確が遅れてしまう可能性もあることを頭に入れておいてください。

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