MT4で上位足を表示させるインジケーター「HT_Higher_Candle」
MT4で上位足を表示させるインジケーター「HT_Higher_Candle」は無料で利用することができます。
チャートを切り替えることなく、現在チャート上に上位足のローソク足を描画できる便利なインジケーターです。
「HT_Higher_Candle」の特徴は、左上に表示された切替えボタンによって瞬時に希望する上位時間足のローソク足を表示できるところです。なお、下位足は表示することができません!
HT_Higher_Candleの使い方
さらにMT4標準の時間足だけでなく設定次第で2分~6分足、10分足、12分足、20分足、2時間足、3時間足、6時間足、8時間足、12時間足、半年足、年足まで表示可能です。デフォルト設定では、これらの時間足は非表示設定になっていますので、パラメーター設定から変更する必要があります。
上位足のローソク足の他に四本値ラインや始値ラインなども表示することができます。
これらの設定は、先ほども解説したパラメーター設定の「表示スタイル」項目から変更します↓
四本値ラインです。
四本値ラインとは、始値、終値、最高値、最安値をそれぞれラインで表示させたチャートです。
始値ラインです。
始値ラインは、始値だけをラインで表示させたチャートです。
HT_Higher_Candleを使うポイント
上位足のローソク足の形を参考にすることで、今後の動きをある程度予想することができます。
たとえば、よく利用するのがピンバーです。ピンバーとはローソク足の実体よりもヒゲの部分が長いローソク足のことをいいますが、このピンバーができると30分足以上のチャートでは有効に作用します。
ピンバーには上ヒゲが長いものと下ヒゲが長いものがあります。
上ヒゲが長いピンバーが30分足以上で出現すると、その後相場は下降することが多くなります。
下記はオージードル15分チャートに上位足である1時間足のローソク足を表示させました↓
下ヒゲピンバーが2本出現しています。
そして、2本目ともピンバー後に短期的に反発しています。
1本目のピンバーでは反発は小さかったのですが、2本目のピンバーでは1本目の安値を下回らなかったことから1本目よりも大きく反発しています。このように1本だけのピンバーだけでは信頼性が小さいですが、2本や3本と多くなれば、やがてトレンド転換の兆しにもなってくるサインを見逃すことがなくなります。
ローソク足以外のインジケーターや水平線なども表示させ、それらの条件が増えれば増えるほど信頼性が高まります。なお、ピンバーのヒゲの長さについては色々と意見がありますが、ローマの場合は実体の3倍以上のヒゲをピンバーとしています。
ヒゲの部分が長ければ長いほど、ピンバーとしての信頼性が高まります。
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