FXは時間帯によってトレード手法を変えよう
こんばんは、ローマです。
今回は、取引時間帯の特徴についてです。
ここはFXトレーダーとし抑えておく必要があります。
FXは日本時間の月曜6時(サマータイム期間)から始まり、土曜日の6時(サマータイム期間)まで取引可能です。(以下時間はサマータイム期間の時間とし日本時間とします。冬期間は1時間遅くなります。)
そこが株式とは異なるところです。
土日を除く24時間動いているわけですが、時間帯によってそれぞれ特徴があります。まずはオープンする6時からオセアニア地域から取引が始まり9時から日本の取引を開始します。
この6~9時までの時間は比較的取引が少なく動きも緩やかです。取引が少ないのでスプレッドも広くなる傾向にあり、レンジっぽい動きとなるのでスキャルピングに向いていますが、スプレッドに注意しましょうん。
9時からは日本の株取引も始まることからドル円に関しては、それまでの動きが変わってきます。9時から9時55分の仲値まで一方向に動きやすい時間帯となります。
(仲値が分からない方は検索してください。)
ここは、ドル円で比較的小トレンドが発生時間帯となります。
(ドル円で10ピップスを狙うのも可能な時間帯です。その他の通貨は動かないことも多いですが、オセアニア通貨の指標発表がある時間帯なので、オセアニア通貨は大きく動くことがあります。)
この仲値(9時55分)または手前10分前後から、それまでの動きが嘘のようにドル円に関しては逆に動くことがあります。つまり、トレーダーが仲値を意識してるってことです。
なので9時からドル円をエントリーしたのであれば仲値までにポジを処分することをオススメします。当然、それまでの流れが継続することもありますが、仲値を境に逆に行くことがあるので要注意です。
一般的に株価よりも為替の方が優先される傾向にあり、円安であれば日本株は上がり円高であれば日本株は下がります。
仲値から15時手前までは、比較的動きの小さいレンジで動く時間帯です。ちなみに9時から15時までを東京時間と言われています。
日本株の前場が終了する11時30分までは、レンジっぽい動きで値幅も小さいのが一般的ですので、この時間帯もレンジを狙ってのトレードを心がけるのがベストです。
ただし日本株取引休み時間内に後場からの仕掛けを狙って、ドル円が動く場合もありますので注意してください。
欧州時間
15時くらいから欧州勢が参入してくるため、それまでの緩やかな流れが一転します。早ければ14時くらいから動きが出てきます。
この時間帯からはレンジでの動きからトレンドが発生しやすい状況となったりトレンドの向きが変わったりします。
東京時間でのポジションは、動きが出る前に決済することをオススメします。
15時からはトレンドが発生しやすいので、狙ったトレードを狙っていくトレードを心がけます。主にレンジブレイクを狙う時間帯となります。
17時台は、ユーロ圏やイギリスの指標発表も多く欧州通貨が大きく動きやすいのが特徴です。
19時くらいになると、それまでのトレンドが一旦収まり動きもやや緩やかになり21時まではレンジっぽい動きになります。
21時から徐々に動きがではじめ22時30分からアメリカの株取引が始まることから22時付近からアメリカ勢が参入していきます。
アメリカ時間
この22時からは欧州、アメリカ、日本の個人トレーダーが参入しており、1日の中でも最も活発な時間帯となります。その分、相場に勢いがあり大きなトレンドも発生しやすくなる時間帯です。
また、この時間帯はアメリカの指標も発表されることが多く、この指標を境に動きが一気に変わってくる場合もあります。
ここでは、主にトレンドに乗るようなトレード手法を取ります。
0時の前後30分前になると0時のロンドンフィックスを意識した動きとなります。
ちなみにロンドンフィクスとは、日本の仲値に相当します。
日本の仲値と同じようにロンドンフィックスを中心に値動きが変わる可能性もあります。ロンドンフィックスが終わると2時から3時くらいまではアメリカの指標や要人発言がない限り、動きは小さくなりレンジっぽい動きとなります。
その後、2時から3時を過ぎるとトレンドが発生しやすくなる時間帯となります。
このように時間帯で区切るとことでトレード手法を変えていくことで勝率も上がり値幅も多く取りやすくなります。
もちろん、毎日このように動くわけではなく、指標や重要な会談などがあれば日本時間でも大きなトレンドが発生することもあります。それにより時間帯がズレることもあるので、その辺りを意識してトレードしていきましょう!
また月末は、通常の流れとは異なった動きになりやすいと言われています。特にドル円に関しては、月末上げりやすい傾向にあります。
これは、日本企業が月末にドルを買うような決まりになっているためとも言われています。テクニカル的には売りであっても、このような事情もあるので思ったようにドル円が下がらなかったり、逆に上げたりすることもあります。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。