売り買いを0.3秒で判断する「Trend Analyzer ver.3」のレビュー

売り買いを0.3秒で判断する「Trend Analyzer ver.3」は通常2,980円での販売のところ、クロスリテイリング株式会社が無料で提供されているインジケーターです。現在モニター期間であるため無料提供ですが、予告なく終了する可能性があり、終了後は再DLができないこともあって、急速にDLユーザーが増えています。

さっそくDLしましたが、中身は移動平均スムーズドです。
結論から言いますと、「Trend Analyzer ver.3」は上位足でのトレンドを移動平均スムーズドでチャート上に分かりやすく色分けできるインジケーターです。

移動平均スムーズの期間や種類は、SMA、EMA、SMMAとパラメーター設定で変更でき角度によってスムーズドの色が変わります。また、角度に至っては「Slopepips」の項目でpips数を設定することで変更することができます。

さっそく、rend Analyzer ver.3をインストールしたチャートが下記になります↓

移動平均スムーズドは角度によって色分けされています↓

上昇の移動平均スムーズドでは設定したMA値（デフォルトだと50）と4倍にあたるMA値（デフォルトだと200）がゴールデンクロスしたときに設定したMA値（デフォルトだと50）が上向きであれば、移動平均スムーズが水色で描画されます。また、その時設定したMA値（デフォルトだと50）と4倍にあたるMA値（デフォルトだと200）との幅（乖離幅）が、パラメーター設定での「Slopepips：初期値0.2pips」以上であれば、移動平均スムーズが青色で描画されます。

その逆の下降では設定したMA値（デフォルトだと50）と4倍にあたるMA値（デフォルトだと200）がデッドデンクロスしたときに設定したMA値（デフォルトだと50）が下向きであれば、移動平均スムーズがオレンジ色で描画され、その時設定したMA値（デフォルトだと50）と4倍にあたるMA値（デフォルトだと200）との幅（乖離幅）が、パラメーター設定での「Slopepips：初期値0.2pips」以上であれば、移動平均スムーズが赤色で描画されます。それ以外、つまりノントレンドでは移動平均スムーズドは白色です。

＞＞Trend Analyzer ver.3のDLへ

Trend Analyzer ver.3の使い方

Trend Analyzer ver.3では明確に対応する時間足や通貨ペアなどは記載されていませんが、チャートを見る限り多くの通貨ペアや時間足で使えそうです。

ただ、Trend Analyzer ver.3の移動平均スムーズドの色が変わったタイミングでトレードするとトレンドが明確についている相場状況であれば、それなりに勝てますがレンジ相場になると負けてしまいます。

使い方としては、1時間足での移動平均スムーズドの色と下位足の移動平均スムーズドの色が同じになるタイミングでトレードすると、それなりに勝てていますがトレード回数は意外と少なくなっています。下記チャートは1時間足で移動平均スムーズドが下降になったところを5分足に落としたチャートです↓

下記チャートは先ほどの5分足チャートの上位足である1時間足チャートです↓

その他の使い方としては、移動平均スムーズドにタッチした後の最初の押し目や戻りでのエントリーだと勝率も良いようです。

その他にも一目均衡表を入れてみて移動平均スムーズドの色が青色の時に転換線の押し目や戻りを狙ってのエントリーでもトレンドが続けば、何回もエントリーできています↓

このように大きなトレンドの指標として様々なテクニカル指標を組み合わせてのエントリーや決済などに使えそうです。ここには掲載していませんが、MACDやオシレーター系のインジケーターとの組み合わせも面白いかもしれませんね！また、先ほどのパラメーター設定でのMAPeriodの数値を50から増やしたり減らしたり相場状況にあわせてマッチする数値を変えてみると意外に使えそうです。