FXでトレードできる通貨数と通貨ペア
こんばんは~、EA職人ローマです。
今回もFX初心者の方に分かりやすくFXの仕組みを解説したいと思います。
これまでの記事でFXは外国の通貨を取引できることを伝えましたが、世界の国のすべての通貨が取引できるわけではありません。
現在世界には200くらいの国がありますが、そのうちFXで取引ができる通貨数は20通貨程度です。
証券会社によって20よりも少なかったり多かったりと様々ですが、そのうち一番取引量が多い通貨が米ドルです。この米ドルは基軸通貨であり、世界通貨の軸となります。
たとえばヨーロッパに旅行するときには、あらかじめ日本円をユーロに両替して現地で使用します。この時、日本円からユーロへと直接両替しているわけではありません。
一旦、日本円を米ドルに両替し、その米ドルからユーロへと両替する行為が行われています。
ユーロだけでなく、イギリスの通貨であるポンドの場合も同様です。このように米ドルを真ん中に挟んだ取引がされるのは米ドルが基準となっているからでFXもこれと同じと思ってください。
米ドルに次ぎに取引量が多いのが、ユーロ、日本円、ポンドドル、オーストラリアドル(オージードル)と続きます。FXのなかでもこれらの通貨は主要通貨といわれ世界で日々活発に取引されています。
FXでは日本円を絡めなくても取引ができます。
米ドルとユーロ、ユーロとポンドドルなど外貨同士で取引可能です。
これらを通貨ペアと言います。
ちなみに通貨数と通貨ペア数は異なります。
通貨数20の場合、通貨ペアは190になります。
あとFXでは米ドルとそれ以外の通貨の取引を「ドルストレート」といい、日本円と米ドル以外の通貨の取引を「クロス円」と表現します。
ドル円はドルストレートですが、ユーロ円、ポンド円、オージー円、カナダ円、スイス円、ニュージーランド円などはクロス円です。
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